ハードディスク修理担当

November 29, 2011, 12:03 am

以前の職場で、カスタマサポートの仕事をしていたのだが、不具合品の引き取り修理も仕事の一つで、私は主にハードディスク修理を担当していた。担当といっても、私はハードディスク修理が一番好き、というか、それしかできなかった。10年程昔の話なので、今のハードディスクとはずいぶん容量や大きさが違う。内蔵用のベアディスクも少しはあったが、殆どは外付けディスクだった。その何割かはケースについている電源やファンの消耗で、修理はその切り分けからスタートする。電源もファンも悪くないとわかると次はディスクを調査する。システムに接続し、コマンドを実行してファイルシステム修復するだけで直るものもある。修復できないと次はイニシャライズだ。8割程の不具合はここまでの工程で直ってしまう。イニシャライズでも修復できないものはディスク自体を交換する。そう、ハードディスク修理といっても、ケースの部品交換か、ディスク自体の交換か、あとはシステム上からのコマンド実行だけなのだ。私が好きな理由はそこなわけで、他の製品のように、回路やチップを解析したり修理したりする事は出来なかった。半田付けもした事がなかった。使う工具はせいぜいドライバーくらい。それでも、女の私がそのような事をしているというのは、意外な感じだったのだろう。社内でも事務系の新人さんなどには「何やってるんですか」と必ず驚かれた。私自身、入社するまではドライバーも使った事がなかったのだから。